当時クソゲー呼ばわりしてごめんなさいなゲームタイトル
発売当時、難しすぎてクソゲー呼ばわりしていたゲームがあります。俺だけではなく、周りの友人たちも匙を投げていたそのゲームのタイトルは
知らない人もいるかもしれませんが、ボンバーマンの続編・・・というにはちょっと微妙な内容でした。マル超シリーズという焼肉か何かかよというメーカー独自のカテゴライズもされていました。ファザナドゥと桃太郎伝説と結果3本しか出ませんでしt閑話休題。難しすぎるというその理由は
・ライフ制のくせに爆風一発で即死。かつ一機のみ。
・爆弾を置いてから1秒くらいで爆発。ちょっとの操作ミスが命取り。
・最初のステージからいきなりループ。隠しアイテムを取らないとクリア不可。
・爆弾に弾数制限あり。無くなると詰むまでいかないが、それに近いものとなる。
があげられます。つまり、当時の小中学生の多くは、1面すらクリア出来なかったわけです。しょっぱなからこれじゃ、クソゲーだと言われても致し方ないのかなと思いつつも、俺は実況で無謀にもこのゲームに挑戦したんです。クソゲーをツッコミながらやってやろうという気持ちで。
最初はとにかく少しの操作ミスで爆風に巻き込まれて死亡。コンティニューしてまた一撃死。コンティニューの意味ないけどコンティニューで死亡をただひたすら繰り返し、心が折れかけました。
しかし頑張ってそこを乗り越え、少しずつですが進んでいきました。するとどうでしょう。主人公のナイトがパワーアップすることにより、爆風一撃では死ななくなったのです。これには驚きでしたし、当時そんな事など知る良しもありませんでした。なるほどライフ制もここでようやく意味を持つようになったわけです。
こうなるとゲームはテンポよく進んでいくようになり、アイテム集めの楽しさ、そのアイテムをいかに使うかという戦略性、ボスとの緊張感あるバトルと、楽しい要素が次から次へと出てきたのです。
最初は苦痛でしかなかった実況が、次第に楽しくなっていき、気がついたらクリアしていました。ここで今回のブログタイトルの回収です。
ボンバーキングさん、うん十年もの間ずっとクソゲー呼ばわりしてごめんなさい。
とても良質な楽しいゲームでした。難易度が高いからといってそれだけでクソゲーなんて言ったらダメだと、大人になってから気付かされたわけです。ごめんなさいボンバーキング!ありがとうボンバーキング!
余談ですがこのゲーム、高橋名人がテーマソング歌ってました。かつゲーム内でもカラオケモードがありました。緑の大地はーはーるーかな夢ー。